空気圧チェックの頻度は? 〜 タイヤの空気圧BLOG
空気圧チェックの頻度は?
安全にクルマを走らせるために必要なタイヤ、そのタイヤの空気圧が適正でないと性能は発揮されないばかりか、タイヤの空気が抜けてしまうパンクや、タイヤが破裂してしまうバーストなどのトラブルを引き起こし、大きな事故につながることさえあります。
JATMA(社団法人 日本自動車タイヤ協会)の調査では、理想とされる1か月の頻度で空気圧チェックを行っているドライバーは全体の15%とごく僅かでした。2〜3か月の頻度で空気圧チェックを行っているドライバーは31%、そして、6ヶ月に1度の頻度で空気圧チェックを行っているドライバーが39%で最も多いという結果になってしまいました。
6ヶ月もの間タイヤの空気圧チェックを行わないと、確実にタイヤの空気圧は不足した状態となっています。そのため、燃費の悪化はもちろん、パンクやバーストというタイヤのトラブルや、タイヤのグリップ力不足による危険性も増しているのです。
6ヶ月に一度しかタイヤの空気圧を点検しないドライバーを裏付けるデータとして、JAFの高速道路上でのトラブルで救出にあたった原因のNo.1はタイヤのバンクやバーストというがあります。タイヤの空気圧が不足した状態で高速道路を走行してしまったがために、タイヤを破損して走行できなくなってしまうケースが非常に多いという実態が浮かび上がります。